2011年6月15日水曜日

『ママの声』その2



(『オーガニコシーガニエスイッコ』??

しもたッ!!

コレはなんらかの呪文やッ!!

やばッ、

早う

逃げやんとアカンけど

体が不自由になってもーとるヤンけッ)

っと

『大阪ゾンビ』は思った。

でも

その時

『フロリダの女』も

ちょっとした異変に気付き

声を出した

『おや?

何の変化も無いんだねぇ〜。



アリャマ



誰かさんが守呪符の[叫びの声]を
貼っ付けたんだねぇ〜


工場長は,もう居ないとして.........

おそらく....

ミントだねッ??

上手に貼ってあるッ!!

パッとした良い[叫びの声]だよ

コレじゃポルター(霊体分身)では、

駄目だね

もーちっと近づけば

ドッペル(実体分身)が使用可能

楽しみに待っときぃ〜』

っと

言い残し

『フロリダの女』は、

黒い霧になり、その場から消えた。

厳密に言うと

『フロリダの女のポルター(霊体分身)』が

霧に変わり消えた。


そして

『大阪ゾンビ』は感じていた

とーの昔に無くなったはずの

心臓の

どどどどどどどどどどどどどど
どどどどどどどどどどどどどど
どどどどどどどどどどどどどど
どどどどどどどどどどどどどど

と言う

快速列車が駅を通過するノイズのような

異常に速い鼓動の幻感覚を。

ホントに嫌な速さの鼓動を。




そして

ただただ

棒の様に立っていた、

自身から出た

汗、糞、尿、血などが混ざった

水たまりの様な物の上に

そして

膝まづき


ほっとした

幻感覚も止まっている


『助かった....』


小さな声が出た。


でも

糞尿血で出来た水たまりは

ゆっくり広がり続けている。









『液体POPッ。』より抜粋














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